cafe イカニカ へようこそ。

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無くしてしまった言葉たちのこと。
大事なものを無くしてしまった。
いや、正確に言うと、爛フェの本棚から無くなった瓠
色んな可能性を考える。
どこか違う場所に紛れていないか、
もしかしたら誰かに貸してはいないか、
自宅に持ち帰っていないか、
どれも今の時点では、該当しない。
もしかしたら誰かのもとにあるのかもしれない、
ということも考える。
『一人の居場所』と題して、書いて来た短い文章。
その#1から#13を小さなファイルノートにいれて
カフェの本棚の片隅に置いていた。
もしかしたら気付いて読んでくれた方もいるかもしれない。
そのファイルノートが、本棚から無くなっていた。
そう、あった場所から無くなった、という事実だけが真実。
いま、それがどこにあるのかは、推測の範囲を超えることはできない。
たとえば、誰か僕の知らない人のもとにあるとしよう。
気に入ってくれて、持ち帰ったとしよう。
あの言葉たちを好いてくれた故だとしても、
その行為とあの言葉たちが折り合うことはない、と思う。
持ち去られた言葉たちが、そういう場所にあることを思うと
すごく気持ちの悪い感覚がザワザワとする。
『一人の居場所』の原稿は、いまこうしてキーボードをたたいてるPCの中と、
カフェの本棚にしか存在していなかった。
あれは言ってみれば、「僕とカフェの心の記録」みたいなもの。
カフェでの日々をおくっている中で、
何かのきっかで心が動いた時に記していた言葉たち。
その片割れが、見知らぬどこかにあるという事実を希釈するために、
あえて、#1〜#14までの全文を掲載しようと思います。
こうすれば、軟禁された言葉ではなく、多くのひとの目に触れる言葉になるから。
これで、すこし気持ち悪さが解消されればと願って。
できれば、そっとあった場所に戻っていれば、
それが一番幸せなことなのだけれど。
いったいどこにあるのだろうか。

【全文掲載はこちらにて⇒『一人の居場所』#1〜#14』】

cafe イカニカ 平井康二



| - | 00:47 | comments(1) | - |
コメント
私も自分の大切なものがなくなると、「しょうがない」とはなかなか思えなくて、心が乱されてしまいます。
大切な言葉たち、早く見つかるといいですね。。
| haruka | 2012/12/10 6:37 PM |
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